はじまりの女0

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そんなある日、何気なくサークルに顔を出しにいくと、いつも元気な彼がとても落ち込んで今にも泣きそうな顔をしていた 「どうしたの?何かあった?」 『俺、もう無理かも…』 『もうやだ』 あくどいかもしれないけど、正直チャンスだと思った 弱っているところにおもいっきり優しくすれば私に振り向くと思った もちろん彼のことが本当に心配だし…でもこれは逃すことのできないチャンスでしょ?
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