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「おはよう、純君」
「おは…よ」
「ね、純君、今日私、お仕事があるんだけど、一人でお留守番できる?」
粋は心配そうな、顔をしながら聞く。
「大、丈…夫」
頷きながら言うと、粋はホッとしたような顔をした。
「そっかぁ、よかったぁ
さっ、ご飯食べよっか」
純は小さな声で、『いただきます』と言い、食べ始める。
そんな純を見て、微笑むと、粋も『いただきます』と言い、食べ始めた。
「ぢゃ、行って来るね!
純君!!」
粋はピシッとした、スーツを来て、玄関に立つ。
「いっ…てら…しゃい」
「行って来ます!」
粋はにっこり笑い、家を出ていった。
「…………いって…らっしゃ…い、か」
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