出会い

6/14
8040人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
…ってわけで、今は電車の中。 もちろん、吏那ちゃんも一緒。 …初めて吏那ちゃんの顔をじっくり見るけど、すごく可愛い。 さっきはぼんやりとしか見えなかったからな~…。 …って、私はレズか! あれ?可愛いって思うだけでもレズなのか? 「あ、あの、私の顔になにか付いてますか?」 「へ?…あ、付いてないよ。ちょっとボーっとしてただけ。」 「よかった♪あ、先輩もう着きますよ?」 吏那ちゃんがそ言うと同時にアナウンスが流れ、ドアが開いた。 それと同時に流れ出した人混みに混じり、電車を降りる。 吏那ちゃんも私の後について降りようとして…… 「キャ『危ない!!』!」 転びそうになったのを受け止めた。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!