拓真改造計画

6/10
前へ
/201ページ
次へ
「拓真くん。次はお洋服を選びましょうね」 「まだやるの?」 「そうよ。タクちゃんのために、キャサリン先生にお願いしたのよ」 拓真をオシャレな男の子に変身させたい真子は、ふとキャサリンを思い出した。 キャサリンのセンスは真子も承知している。 拓真と一緒に表参道でショッピング。 真子のアタマの中には、腕を組んで歩く拓真と真子が占拠しはじめた。 「ママ楽しみだわぁ」 「はいはい」 やっと全てが理解出来たのか、拓真がすんなりと真子に服従を見せた。 抵抗しても真子は諦めないだろう。 どのみち、キャサリンに身を委ねるのならばさっさと済ませてしまえばいい。 拓真はキャサリンに誘導されるがままに衣装のコーナーへと足を進めた。
/201ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1000人が本棚に入れています
本棚に追加