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慧の右側の黒髪のキレイな顔立ちの青年が茉森漣(まつもりれん)。
マネージャーをしていた。
細やかな心配りができ、自分の事よりも仲間の事を最優先に考える性格ゆえに、上級生・下級生を問わず信頼が厚かった。
中学・高校・大学を首席で卒業した。
小学生の時にイジメを受け自分の殻に閉じこもっていたが、秀人と出会い世界が一変した。
身体的なコンプレックスにより4人に対して負い目を感じている。
芯が強くて軸のブレない好青年だが、やや頑固なところがある。
慧と漣の間に立っている新郎の西園寺秀人(さいおんじしゅうと)は幼少期をイギリスで過ごした。
エリート家庭で品良く育ったが、鼻にかけるわけでもなく、実に爽やかな青年である。
サッカー部では副キャプテンとして慧のサポート役に徹していた。
本人に自覚はないが運動神経は鈍い。
一見アスリート体型だが、見せかけの筋肉は腕相撲でプチっと切れたことがある。
運動音痴・高所恐怖症・超不器用と見事に三拍子揃っている。
拓真からは“ヘタレ”と呼ばれている。
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