プライド

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私「で…電話はしたんすけど、留守電になっちゃいまして」 腹の底から精一杯声を出してしゃべる私。 普段は息子の丁寧語を横から見ているだけだったけど… ここまで重圧として重くのしかかってくるとは 思いもしなかった。 S原サンに対して自分の詰めの甘さを後悔すると共に 縮んだ寿命を少しでも戻せるようになんとかせねば 客観的にそう考え始めたら 少しだけなぜか私の中に 余裕が生まれた。
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