死体
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生臭い血の匂いが、春子の変わり果てた姿が、涙を呼んだ。 ―ピーポーピーポー― 警察の音と、救急車の音がだんだん近寄ってきて、俺は春子にお別れを言う時間さえも許されない。 俺は…お前を許さない。 『達也』お前がやったんだろ?俺は、警察よりも先にお前を見つけて… お前に罰を与えてやる…。 絶対許さないからな。
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