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それから2日くらいたった日の夕方、沙羅が彼氏を連れてお見舞いに来た。
沙羅の彼氏の大島涼は他校の生徒で、沙羅とは塾が一緒だそうだ。
意外にも涼の一目惚れで、クールな涼からは想像出来なかった。
「沙羅!!わざわざありがとう!涼君も忙しいのにわざわざごめんね。」
「こっちこそ本当はすぐお見舞い来たかったけど、大会前でどうしても部活抜けられなくて…ごめんな。」
「そんな!来てくれただけでもすごく嬉しい!ありがとう。」
涼と奈々は沙羅つながりで徐々に仲良くなり、今では奈々にとっては沙羅の次くらいによく話す相手になっていた。
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