343人が本棚に入れています
本棚に追加
｢いったぞ～｣
幼い頃のあのころは友達たちと夢中でかけまわっていた。
昼休みも友達たちと
サッカーをしたり
野球をしたり…
たくさんのことをしてきた。
そのなかでミスばかりの少し髪が茶色がかり目が真っ直ぐでとても素直そうに見える少年がいた。
｢ごめんごめん。みんなは続けてて俺はボールを探しに行くから！｣
このようなことが常日頃。
そう。
少年はスポーツ全般が苦手だった…
いつも迷惑ばっかり…
｢お前…足だけは速いのにな～｣
これはいつも言われることだった。
自分でも慣れていた…
だがそんな少年も運動会の時だけは輝いていた。
常に引っ張りだこだった
部活はやっていた。
だけど…
一生懸命頑張ったつもりけど…
レギュラーもとれず
小中学校と
一度も試合に出たことがなく見ているだけの自分がいる…
自分はスポーツが向いてないのかな?
少年は半分あきらめてた…
この頃の少年は気付いていない。自分の中にある才能を…
あれを見るまで…
忘れられないあの感動を経験し…
・
最初のコメントを投稿しよう！