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高校受験も終わり
何もない時間をただ過ごす。
今日もいつも通り友達と帰ってた。
「高校入ったら何部入る?」
さりげなく1人の友達が言う…
「俺はサッカーかな!」
「俺は野球~」
友達は皆ずっと続けているからだとかやってみたかったからと言っている。
(みんなもう考えてるんだな…)
1人呆然と思いに更ける。
「翔(かける)!、お前は?」
1人の友達が言う。
「う~ん…まだ考えてないかな。」適当に言う翔と言う少年。
そう。
この少年がこの物語の主人公である翔こと小林翔(こばやしかける)である。
翔は正直迷っていた…
小中学校と
ずっと補欠…
もう部活は続ける気にならなかった…
試合にも出してもらえず嫌気がさしていたからである。
本当にどうしようか・・・
1人考えながら帰るもので、
「ただいま…」
あっという間に家に着く。
ドドドドドド!
「おっかえり~! 遅かったな(笑)さては…彼女と」
「ちがうって~ 寄り道だよ・・・」
いきなりハイテンションな男が翔の元に来て話を始める。
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