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翔「ただいま…」
まだ仮入部の期間なので翔たち新入生は比較的帰宅が早い。
ドドドドドド!
「おかえり!」
やはりいつも通り大和である。
何で帰りが俺より早いの?
野球はどうしたの?
というか部活は?
翔はついつい考えてしまう。
大和「まったく変な顔して~さぼったって思ってるんだな~」
大和は笑いながら言う。
俺は少し焦った。
大和「図星なのか?…んまぁ兄弟だしお前が考えていることは何となくわかったつもり。…それに俺にだっていろいろあるんだよ。」
少し兄貴の顔がいつになく真剣だった…
大和「ただポ○モン(再)が見たかっただけだけど♪」
大和はニコニコしながら言う。
一応言うが兄貴は三年(プロ注目)
そんな兄貴に俺はただ一言だけ言う。
「俺…陸上部はいるから!」
少し真剣な顔になりながら兄貴は「そっか~頑張れよ」
と言ってくれた。
この事は親にも報告した。
意外な反応だった。
まぁしかたないか…
いつも兄貴の後ろをついてきていただけだし。
高校でも兄貴と同じだと思ってたんだろう。
これから
俺の陸上生活が始まりなんだ!
これが高校生活の始まりなんだ!
そして夜が更けていく。
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