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「うわああああ!!!」
都から外れた場所
直垂(ひたたれ)と呼ばれた服を纏った少年が走っていた。
「夜なんかに家の外出るんじゃなかったー…!!」
うっすらと涙を瞳に浮かべ逃げ出す
いつも持ち歩く塩と守りを今日は家に忘れてきたのだ。
少年、涼介は逃げる
何故なら……
『◎〒◆※%&*§☆』
「意味わかんねーよ!!!」
全長7メートルもの巨大蜘蛛が涼介を追いかけていた。
「助けてーーーーッ!!」
りんっ♪
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