「魔物? モンスター? とりあえず不可解なモノ」

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(さて、どうしたものか…) 別にこのまま放っておいてもいいんだが、動物全般が好きな彼にとって目の前の狼を傷だらけのままスルーするのは難しい相談であった。 暫く膠着状態が続いたのち、口を開いたのはなんと狼のほうだった。 「あの…あなたはわたしを助けてくれたのですか?」
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