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部屋には、深刻そうな顔をしている魅海とテーブルの上の白い湯気が立っているコーヒー…
そして、向かいにはコーヒーを持ってカッコつけて座っている俺、その横には美月がいた。
この部屋の空気が重い…
そして、俺はコーヒーを飲んだ。
天馬「熱っ…」
俺はこの部屋の雰囲気をぶち壊したが、それには動じず、魅海は相変わらず深刻そうな顔をしていた。
天馬「ところで依頼っていうのは何?」
こんなに深刻そうな顔をしているという事はすごい事件に違いない…と確信した。
魅海「実はうちの林太郎がいなくなって…」
俺はそれを聞いた瞬間、鳥肌が立った。
なんせ、久しぶりの依頼が人探しなんて…
天馬「その依頼… 俺が必ず解決してみせる!!」
魅海「頼もし~、城木くん!!」
言い忘れていたが、城木というのは俺の名字である…
魅海は頼もしい言ったが、美月は不安に思った。
美月「天馬… あなたがそう言って解決した事はあまりないでしょ?」
魅海「えっ…」
天馬「今回は違うよ!!」
天馬を昔から知っている美月はあまり期待しない事にした。
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