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「キャーーー!!」 「鈴木くーん!!」 「今こっち見たよ!?」 『私立聖徳学園高等部』 朝歩いて登校している俺の周りにはたくさんの女子生徒がいた。 俺はそれに目もくれず昇降口へと歩いていく。 「キャー!キャー!」 周りで騒ぐ女子生徒たち。 もうこんなことにも慣れてしまった。 あ、紹介が遅れたな。 俺の名前は鈴木大輔。 この聖徳学園の新2年生だ。 俺には絶対にばれてはいけないことがある。 それは、家がめちゃくちゃ貧乏なことだ!
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