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…涼花から話を聞いた赤木は、動揺を隠せなかった。
涼花は、少しずつだか、快方に向かっていたのに……。
今の話からすると、両親の話が、涼花に悪い影響を与えた気がした。
……涼花は、今、必死に闘っているのだ。
現実を受け止め、逃げてはいけないということを、どこかでわかりかけている。
今この時期が、彼女のこれからの、分かれ道になる。
(…これは、両親とじっくり話さないといけないな。)
赤木は、そう決心した。
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