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「くっ…うぅ…ひっく」
私の名前は赤咲 琴音
今私は泣いている
なんで泣いているのか?
それは5分前
―――
「先輩!ちょっといいですか?」
「なんだい?」
「あの…えっと…ちょっと来てもらえますか?」
「大丈夫だよ?今行くよ」
先輩の名前は
菊池 祐樹
(きくち ゆうき)
成績優秀で眼鏡をかけているもののかっこいい
いわゆる眼鏡王子的な存在なのだ。。。
私はこの先輩に恋をしている
もちろん顔だけ好きなわけじゃない
とても好青年で周りが引きつけられる何かを持っている
そうして迎えた今日はバレンタイン
だから今から告白しようと思ってよびだしたんだ
「あの、先輩」
「さっきからどうしたんだい?赤咲さん」
「わ、私先輩のことが好きなんです!」
言った!
言えた!!
先輩どうか…っ!!
「あ…赤咲さんいきなりどうしたんだい?」
「先輩!ごまかさずに答えてください!!」
「…。赤咲さんが僕のことをそんな風に思っていたなんて。」
…え?
もしかしてひかれた??
どうしよ…
「ごめん…僕は無理だ。しかもそんな風に思ってて最初から近づいていたなんて…正直ひくよ」
う…うそ
「私は…私は最初からそう思ってて近づいたわけじ「最初からじゃなくても僕は嫌だ。
もう近づかないでくれ」
先輩は私の言葉をさえぎって答えた
う…あ
最悪だ…
告白した上に振られるなんて
涙がでてきた
立ち去らなきゃ…
そう思って私はどこかに走り去っていった
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