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今度は真っ暗な場所にやってきた。
足場が無くてふわふわしてる。
真っ暗と言うよりは、周りに星のような明かりが360度、ちらほらとちりばめられた宇宙のような場所。
少女が指をさした方向に、丸くなって眠っている青髪の男がそこにはいた。
「あれが…アコルって人?」
『そのはずだよ』
私と少女はふわふわと、ゆっくり眠っている男に近付いた。
初めて会うはずなのに、どこか懐かしい雰囲気のその男は、安らかに眠っているようだ。
私はそっと眠る男の肩に触れてみた…。
ズキッ―――
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