第1章~復讐の決意~

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コンビニに行ってガイラドロがお気に入りのコーラとチョコレートバーを買った。もちろん自腹だ。 何たっておれは、“あいつ”に使われているのだから。 学校に戻る。“あいつ”は上機嫌のようだった。 「今日も買って来たか。神と言えども、買って来るのは遅いなぁ」 神とは英語で『ゴッド』。そしておれの名前は『ゴッド』が由来だ。 ゴッドラ・ハーネラス……。 あの憎い奴が、そう名付けた。おれの計画を実行させる憎い奴……。覚悟していろ。思い知れ。 近々に計画を実行させて、お前等の前から消えてやる! 「ぼっ、ぼく……。行く……から……」 おれは演じて走り出した。おれに言わせれば、ちょろい物。毎日やっているからな。かれこれ七年くらい、毎日だ。 十三歳になったとはいえ、嫌だ。 我慢するしかねぇか……。あと、もう少しの辛抱だ。警察の事情聴取とかあって半年になるかも知れないが……。
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