坂本 竜馬

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「オェェェ!…はぁはぁ…」 その時、すぐ近くでか細い声がした。 「オイ、兄さん。」 「うわぁ!ビックリした!なんですか?」 そのルンペンチックなオヤジが地面を指差した。 そこには様々な商品が並んでいた。 商品の上には…嘔吐物 「あぁ!すみません。あの、これ…おいくらですか?」 「この商品、ぜぇんぶ10円。」 「10円っ?」 「っそ、タバコ買いたいから♪」 「…そうですか」 そういって竜馬は千円札を渡した。 「おつりはいいですよ…」 それを聞いたオヤジは、ニッコリ笑って走り去ってしまった…
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