山の腕輪

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見知らぬ駅での一幕 朝日が登り、小鳥が鳴き始めた頃… 竜馬はうっすら目を醒ました。 小便の為に… 「うぅ~頭いてぇ~」 二日酔いと寝ぼけ眼とで、頭はボーっとしている。 その腕には腕輪が光っている 「ここどこやっけ?」 小便を終わらせ、小刻みにブルった 「うぅ~ブルッたぁ~」 竜馬は再び横になった。 初冬の地面は冷たくなっていた。 腕には冷たぁくなった緑色の腕輪… 「なんでこんなん付けとんやろ…」 っと昨夜の出来事を すっかり忘れていた竜馬は、 腕輪をスリスリとなでながら、ウトウトと眠りにつこうとしていた… 「あぁ家のあったかい布団の中で眠りたいな…」 自宅のベットを思い浮かべながらまた眠りについた… その時!
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