42人が本棚に入れています
本棚に追加
「海亀さんが、発作起こして、
もう危ないんだって!
最後に佐々木さんに会いたいって…
西病院に運ばれ…」
プープー…
留守電は途中でキレた。
愛子は我を忘れて、西病院へと向かった。
道の途中でタクシーを拾い、
「西病院まで、早くっ!」
「へぇい。」
「西病院までどの位かかりますか?」
「このぶんだと…10分位かなぁ」
「なるべく早く、お願いします!」
「へぇい。それにしてもネェチャン、
そんな急いでどうしたの?」
「……」
「ネェチャン、今日はいい天気だね~」
「………」
「あっ!あそこにキムタク!」
「………」
そうして、あっとゆう間に西病院に着いた。
最初のコメントを投稿しよう!