佐々木 愛子

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「海亀さんが、発作起こして、 もう危ないんだって! 最後に佐々木さんに会いたいって… 西病院に運ばれ…」 プープー… 留守電は途中でキレた。 愛子は我を忘れて、西病院へと向かった。 道の途中でタクシーを拾い、 「西病院まで、早くっ!」 「へぇい。」 「西病院までどの位かかりますか?」 「このぶんだと…10分位かなぁ」 「なるべく早く、お願いします!」 「へぇい。それにしてもネェチャン、 そんな急いでどうしたの?」 「……」 「ネェチャン、今日はいい天気だね~」 「………」 「あっ!あそこにキムタク!」 「………」 そうして、あっとゆう間に西病院に着いた。
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