風間「ひまわりさんを僕に下さい」

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僕とひまわりが付き合いだしたのは2年前、僕が大学4年のときだ。 僕は教育実習でとある高校の教壇に立っていた。 自分で言うのもなんだが、みてくれのいい僕は女子生徒から人気があった。 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/23(水) 20:37:09.79 ID:eyvYqEkpO 自分で言うなwww 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/23(水) 20:39:03.26 ID:EmA2+7W70 担当科目は英語。英検1級、TOEIC900の僕なら教師よりうまく教えられる、そう思っていた。 うぬぼれだった。 どんなにうまく教えても、生徒に届かない。 いつしか「風間先生の授業はわかりにくい」という評判が立ち、僕は心身ともに疲れ果てていた。 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/23(水) 20:42:39.02 ID:EmA2+7W70 そんな時相談にのってくれたのがひまわりだった。 小学校から私立に通っていた僕はしんのすけたちとなかなか会うことができなかった。 ましてや友達の妹にすぎないひまわりとは、15年以上あっていない。 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/23(水) 20:47:48.76 ID:EmA2+7W70 初めは気づかなかった。 しかし偶然しんのすけと会う機会があったのだ。 風間「いやあ~、今高校に教育実習にいっててさ、これがうまくいかないんだ」 しんのすけ「ほうほう。どこの高校?」 風間「春日部商業さ」 しんのすけ「おお~、ひまが通ってる学校だゾ」 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/23(水) 20:52:25.68 ID:EmA2+7W70 風間「ひまって、ひまわりちゃんのことか?」 しんのすけ「そうだゾ。忘れちゃったの~?風間くんの薄情者!」 風間「覚えてるよ!そっか~、ひまわりちゃんももう高校生なのか」 しんのすけ「そりゃオラたちが大学生なんだから当然だゾ」 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/23(水) 20:58:19.72 ID:EmA2+7W70 幼稚園ではちゃらんぽらんなしんのすけだったが、もともと天才肌なのかさほど勉強もせずに、いまでは都内の 一流大学に通っている。まあ、僕のほうが優秀だが。
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