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ある病院の一室に響き渡る一定の機械音
透明な仕切りの中のベッドで少女が静かに眠っている
その外で男が椅子に座りながらベッドで眠っている少女を悲しい目で見つめている
「必ず…必ず俺が家族をバラバラにした…そして、お前ををこんな姿にした奴に…復讐してやるからな。」
そう言うと、男は自分が座ってた椅子から立ち上がりゆっくりとドアに向かった
病室から出る時、男は振り返り、
「…行ってきます」
そう言って病室を出た
部屋にに残ったのは変わることのない一定の機械音と眠っている少女だけ…
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