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「大翔…それって今言うことかよ。」
少し呆れながら修司は言った
「まぁ、気にすんな。てか、早くクラス行こうぜ。俺クラス分かんないからさ。」
大翔はそう言うと、ベンチから立ち上がりズボンを少しはたいた
「そうだな…よし、それじゃあ行きますか。大翔は黙って俺について来い!」
修司は大翔に向かって大声で言った
それを聞いた大翔はいきなり不愉快そうな顔になり、修司を無視して中央掲示板の方に歩き始めた
「お、おい。大翔…どうしたんだよ。そんな怖い顔して…」
修司は焦ってそう聞いたら、大翔は立ち止まり
「お前のテンション高すぎる。疲れる。そして何より、隣にお前が居るだけで俺が恥ずかしい。だから俺は一人で行く。納得だろ。」
そう言うと再び歩き始めた
「待ってよ大翔ー。俺が悪かったからそんなこと言わないで一緒に行こうよー…」
修司はそう言いながら大翔を追いかけた
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