9章

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奏はある日夜中に一人で部屋を抜け出していた 皆が寝静まっているときに 誰にも気付かれないようにそっと出て行った それを知るものは誰もいなかった 奏が何のために出ていったのかも 奏が消えたのを知ったのはその日の朝 総司が気になって覗いたところ蛻の殻となっていた 総司は慌てて隊士達に奏の情報を聞いた だが、奏の行方を知るものは誰もいなかった .
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