9章

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奏が消えてから1週間程がたった新選組屯所 奏が居たときと比べると一目瞭然、皆随分と覇気がない顔をしている 「はあ…奏…」 ため息を漏らしながら呟いたのは総司だった 奏が居なくなってから総司は全く任務に集中出来ていなかった 山崎がずっと探し回っている だからこそ自分は山崎に任せて自分の任務、仕事をきっちりこなさなければならない はずなのに… 「僕は何をやっているんでしょうか…」 全く集中出来ない自分に苛立ちを感じてしまい悪循環に陥っているようだ .
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