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キーホルダー
他人から見ればくだらなくても俺としては大問題に匹敵する出来事だ……。
その大問題とは…『キーホルダー』を無くしてしまったのだ、…あっそこ笑いやがったなぁ…くそっだから最初つーかすぐ上に書いてあるみたく他人からは馬鹿らしいようにしか見えねぇって言ったんだよ。
だから俺にとっては大問題だ
本当は無くしてはならないもので…それは俺の当たり前にあるものだった…だからそこが俺の失敗だ、大切なものだから…在るのが当たり前と思っていた俺の愚かさ…あぁ…例え馬鹿にされようが慰められようが…自分が憎くてしょうがない…。
大切だと初めて心底から感じ…離れたくないと思い続け虚しく別れることになってしまった時に、その人から貰った肌身離さず持っていようと決めたものだったのに……。
肌身離さずが字となったのだ……凄く情けなく感じる
何処を探しても見つからないキーホルダー…。
勝手に自分の中で心底尊敬していた人から笑顔で渡され、元気でと言ってくれたものなのに……。
誰か…知ってるなら教えてくれ…お願いだから……初めてあの人から貰った最初で最後の『思い出の品』を……。
END
自分の実際の話…一昨年のこの時期の体験談というか心境…。
小学校卒業前に心底から尊敬して好きだった人から貰ったプレゼント…あれがあったから遠く離れてもそれ支えに全く知らなくて各地から集まった中学校生活もそれをお守りに過ごせ物だったんです。
しかも高校と中学同じ敷地もあり先輩達からのイジメもそれで支えて貰ってたのに…。
それを久孝は高校一年のこの時期に無くしてしまってそのあとのイジメ行為で自殺未遂しては今こうして生きていて…だからこの時期は精神的に辛い感覚が襲ってきて人との関係が怖いとなるんですが少し…あれから二年経ってるんだからしっかりしないとと思うのですが…やはり後悔ばかりです。
それでも少しずつ…明るく…またあの人に会えたならあの時より強い自分でいたいと思ってます。
…スイマセン湿っぽい話をして
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