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俺がそう言うと宇佐美 亜希は少し驚いた顔をした
「俺が探しに行くから」
「新一。大丈夫だ。俺が行く」
何が大丈夫なんだよ
やはりコイツは湊の事が好きなのか。
「まぁーまあー加賀君に生徒会長様。二人では行けばよくないですか?」
中村が間に入ってきた言ってきた
「って言うか…二人で行ってください。いろんな展開が見てみたいんで」
中村はニコッとして言った
展開ってなんだ?
俺はしょうがなく外へ宇佐美 亜希と共に出た
どうして俺は今こんなにイラついているんだろう?たぶんコイツと行動するのが嫌だからだろう
しかし本当にそれだけなのだろうか?
5月なのにまだ冷たい風が俺に向かって吹いてきた
「さむっ…」
ふいに上を向くと少しかけた月が不気味に光っていた
。
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