No.13

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俺がそう言うと宇佐美 亜希は少し驚いた顔をした 「俺が探しに行くから」 「新一。大丈夫だ。俺が行く」 何が大丈夫なんだよ やはりコイツは湊の事が好きなのか。 「まぁーまあー加賀君に生徒会長様。二人では行けばよくないですか?」 中村が間に入ってきた言ってきた 「って言うか…二人で行ってください。いろんな展開が見てみたいんで」 中村はニコッとして言った 展開ってなんだ? 俺はしょうがなく外へ宇佐美 亜希と共に出た どうして俺は今こんなにイラついているんだろう?たぶんコイツと行動するのが嫌だからだろう しかし本当にそれだけなのだろうか? 5月なのにまだ冷たい風が俺に向かって吹いてきた 「さむっ…」 ふいに上を向くと少しかけた月が不気味に光っていた 。
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