No.14

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「ゴホッ…ゲホ…」 目をあけると俺は激しい激痛にむせてしまった 起きあがろうとすると首から下全てに激痛 しかも なぜか俺上、着てないし 「さむっ…」 横になったまま周りを見渡すと 知らない建物の中にいるとわかった 俺はいったいドコに連れてこられたんだ 「兎に角…家に戻らなきゃみんな心配する。でもその前に」 兄貴を突き落とし 両親を殺した奴 めちゃくちゃ むかつく奴 「アイツヲコロサナキャ」 俺は動かない体を無理矢理動かそうとした 「っ…!!」 その時腰に激痛がはしった 蹴られた痛さではなく 殴られた痛さでもない痛さが ゆっくりと俺はズボンの中に手を入れアル場所を触った すると…手には白い液体がついてきた 「………あ"ぁ…。俺ヤられたんだ」 一瞬吐き気がこみあげてきた それと同時に自分は汚い よごれてしまった という思いがあふれてきた 「全てアイツがアイツがアイツがアイツがアイツが!」 俺は両目から流れてくる涙を拭おうとせずに立ち上がった 「っ…」 激痛なんか気にせず 俺は近くにある俺が持ってきた金属バットを持って 扉に向かって歩き出した 「アイツコロサナキャ。カタチナンカノコラナイヨウニ」 一歩一歩扉に近づくに連れて 一歩一歩犯罪者になるのな近づいていく 兄貴、俺は今から犯罪者になってきます 。
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