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やっとのことで外に出ることができた
「っ…」
服を着ていないから五月だけど本当に寒い
「早くあいつを見つけないと」
周りを見るとあの公園の近くだとわかった
俺はとりあえず公園に行くことにした
なにかアイツのところに行く手がかりがあると思ったからだ
「あった。」
公園には俺が来ていた服と携帯があった
携帯を見るともう10時であった
うわっ…電話が25件もある
ほとんどが新一と筑音と黒田君とそして宇佐美先輩からだった
「…っく。もう会えないよ。みんな…俺はこれから人を殺すから」
俺は携帯の電源を切った
ふいに近くの自動販売機を見るとアイツ…いや。杉浦がいた
「みぃーつけた。」
のんきにジュースなんて買ってやがるよ。これから死ぬって言うのに
「ククッ…意外と早く見つけられた。」
俺はゆっくり音をたてないように杉浦に近づいていく
。
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