No.14

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やっとのことで外に出ることができた 「っ…」 服を着ていないから五月だけど本当に寒い 「早くあいつを見つけないと」 周りを見るとあの公園の近くだとわかった 俺はとりあえず公園に行くことにした なにかアイツのところに行く手がかりがあると思ったからだ 「あった。」 公園には俺が来ていた服と携帯があった 携帯を見るともう10時であった うわっ…電話が25件もある ほとんどが新一と筑音と黒田君とそして宇佐美先輩からだった 「…っく。もう会えないよ。みんな…俺はこれから人を殺すから」 俺は携帯の電源を切った ふいに近くの自動販売機を見るとアイツ…いや。杉浦がいた 「みぃーつけた。」 のんきにジュースなんて買ってやがるよ。これから死ぬって言うのに 「ククッ…意外と早く見つけられた。」 俺はゆっくり音をたてないように杉浦に近づいていく 。
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