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「…なと…湊…ねぇー湊」
「あぁーやっと起きた」
目を開けると目の前に筑音のドアップ顔があった
「うわっ!つっ…筑音?」
辺りを見渡すとそこは生徒会室だった
あれ…何故俺はココにいるんだ?
「まだ、寝ぼけてるのかお前は」
「いっ…て…」
横からいきなりタオルを投げられた
横を見るとそこには新一がいた
「しっ…新一・黒田君」
その隣には黒田君がいた
そっか…さっきまでのは夢だったんだね
筑音が俺を刺すはずないもんな
体の痛みもないし
杉浦にヤられた感じもない
「よかったぁー」
そうか、夢だったんだ
どこから夢だったのかわからなかったけど
「何が良かったの?」
筑音が不思議そうな顔をして聞いてきた
「いや~ちょっと嫌な夢見ちゃってさ」
「嫌な夢?ってどんな夢?」
「筑音が俺を刺した夢。ほんと変な夢見ちゃったよ」
「へぇー夢ねぇ~」
そう言うと筑音は俺に近づいてきた
いつの間にか新一と黒田君がいなかった
「それ…夢じゃないよ」
そう言って筑音は俺にナイフを振りかざした
「うわぁぁあぁーーー!!!!ハァ…ハァ」
周りを見渡すと
生徒会室じゃなかった
真っ白い清潔感あふれた天井が目に入った
夢?
体を動かそうとしたとき背中が痛んだ
「こっちが現実か…」
俺が筑音に刺された事は本当なのか
それにしてもココどこだ?
。
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