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「で、湊。アイツはどこに行ったんだ?」
「えっ?アイツって、誰?」
いきなり話を変えられてビックリした。それにしてもアイツって誰の事だ?
「アイツだよ。宇佐美 亜季」
「宇佐美…先輩/」
先輩の名前をいきなり出されてついさっきの事を思い出してしまい顔が暑くなってきてしまった
その反応を見て新一はなんでか俺を睨んできた
「うっ宇佐美先輩ならさっき帰ったよ」
「お前…アイツに何かされたのか?」
何かされたのかって…キスをされて告白されたなんて…
いっ言えるかよ/////
「べっ別に何もされてないけどなんで?」
「お前、嘘つくと右耳赤くなるって知ってるか?」
「えっマジで!!」
俺そんなわかりやすく嘘をつくと反応してしまうのかよ
本当に赤くなっているのか耳を見ようと携帯を探しているとふいに
「っ!…」
誰かに抱きつかれた
いや…この場合誰かって一人しかいないんだが
って
「しっ!新一!!」
えっ!何?おっ俺俺俺俺
俺新一に抱きつかれてる!?
「少し黙ってろ」
「っ////」
みっ耳元で喋るなよ
それにしても
こいつこんな良い声してたのかよさすが兄弟だ
セクシーボイスだ
って言ってる場合じゃない
なんで
なんで俺抱きつかれてるの?
うわぁー今日パニックだらけだ
「湊…。」
「っ/////」
お願いだからみっ耳元で喋らないでくれ/////
。
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