No.17

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「おまたせしました。スペシャルチョコパフェとオレンジジュースとコーヒーでございます」 机には絶対3人前ぐらいの大きさのチョコパフェが置かれた うわぁーよく食べれるな一人で そう言えばこの人、生徒会室でもチョコとかハイチューとか食べてたもんな。それでよく宇佐見先輩に怒られて… 『またお前は!!生徒会室では物を食うなって言ってるだろう』 『いいじゃないですか。亜希も食べますか?』 『いるか!そんな甘ったるいモノ』 「フフっ…」 あれはいつ見ても面白いんだよな 「何笑ってるんですか?湊くん…もしかしてこのパフェ欲しくなったんですか?残念ながらこれはあげれませんよ」 「いや!違いますから」 俺、そんなに物欲しそうな顔して笑ってたのか?なんかショック 「そうですか。欲しくなったら注文していいですからね」 いや…いらないし 「柊先輩は本当に甘いものが好きなんですね」 「はいそうですね。甘いものを食べるとなんだかホッとするんですよね。それより…私はてっきり毎日湊くんは亜希とデートだと思ったんですけど…違ったらしいですね」 うわ~毎日って…そんなわけないじゃないか 「毎日ではないんですけど…今日実はデート、キャンセルになったんですよね。生徒会の用事が入ったらしくて」 「生徒会の用事ですか? おかしいですね。今日はそんなのなかった気がしますが…」 。
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