No.17

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「急に入ったらしいですよ」 「でも、おかしいですね…生徒会の急用がはいったらおれっ…私に連絡が入るはずですのに」 あれ?そう言えばそうだ…柊先輩は副会長だし はっ!きっとあれだ!生徒会長だけの用事とか 「おかしいですね。生徒会長だけ呼ばれるなんてありえないんですが…。」 「えっ?宇佐見先輩だけの生徒会の用事とかってないんですか?」 「はい。それはありえないですね。。亜希は例え自分だけの用事でも私を呼びますからね」 って…事は……先輩は俺に嘘をついたという事なのか…?嘘をついてまで俺に知らせたくなかった用事だったって事なの…か? 「まぁー後で連絡してみますよ。って、どうしたんですか顔色悪いですよ」 「………すみません。少し体調が悪いようなので帰らせていただきます」 「送っていきますか?」 「いや…大丈夫です。お金ココ置いときますね」 俺はお金をテーブルに置き店から立ち去った なんなんだ。この嫌な気持ちは 不安な気持ちは… 俺は一秒でも早く家につきたかった…だから、いつもは通らない裏道を通って家に帰ろうとしてしまった…もし裏道を通らなかったらなんて後悔をするなんて知らずに… 。
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