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ピピピピっピピピピっ
「もう朝なのか…」
俺は目覚まし代わりに使っている携帯のアラームを切って
ゆっくりと起き上がった
「やばい…物凄く眠い」
昨日はあれからなんとか家についたんだが…家につくまでどんなルートを通ったなんて正直覚えてない
ただただ必死で
一刻も早く家に付きたくて…
しかし、あれからずーっと先輩の事が頭から離れなくて、寝れなかったから今めちゃくちゃ寝不足だ
だから今の俺は無性にテンションが低い…
「ズル休みなんて無理だろうしな~しょうがない学校行くか」
俺はゆっくりと制服に着替え朝食を作るためにキッチンへ向かった
本当は先輩に会うのが怖くて行きたくない
正直言うと、いつも通りの顔で会える自信がないのだ
休むと兄貴まで学校休むから
休む事はできない…
キッチンに行くと今日は俺が料理当番のはずなのにもう机の上には朝食が乗っていた
「おはようミナ!!今日はなんか早く起きたから俺が朝食作っといたから」
なんか自分がテンション低いのに相手がテンション高いと異様にむかつく…
「…ぉはよう。そしてありがとう」
「んっ?どうしたミナその寝不足な顔は?何か悩み事があるなら相談しろよな」
うん。だからそのテンションイライラするんだよ
寝不足な顔は百も承知だから
わかっていますから
あぁー。ダメだイライラする。
ごめん兄貴 俺八つ当たりするかも
兄貴は何にも悪くないんだけどね…
「兄貴もね。」
ついつい…意地悪な事言っちゃうんだ
「何がだ?」
「メール返してあげなよ」
「誰に?」
「柊先輩に」
「なっ////なんで!!お前が知ってるんだ!!」
「さぁーなんでかな?」
うん。なんか少しスッキリした
ぁりがとう けして口にだして言わないけど…
。
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