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「いただきます」
少しテンションが回復した俺は朝食を静かに食べ始めた
おっ…ベーコン巻きアスパラ俺好きなんだよね
「おい！ミナ誰に聞いたんだよ」
「味噌汁アサリかぁー」
「えっ？何？シカトかよ!!あれか？お前反抗期なのか」
なんかー今考えて見れば先輩の昨日のあれは何か理由があったのかもしれないな
そうだよ！きっとそうだよ！
今日あったらきっと言ってくれるよ
『実はお前のプレゼントを一緒に選んでくれたんだよ』
とか
うん。プラス思考で行こう
「おい！ミナ！聞いてるか？」
「いただきました」
俺は茶碗などを片付けた
兄貴は両親の写真の前で何かブツブツ言っている
ミナがーとか俺の育て方が悪いのかーとか
ちょっと罪悪感を感じた…だからしょうがない
「兄貴！行ってくるね」
俺はめっちゃ笑顔で言った
すると兄貴は安心したような顔をして
「おう！頑張ってこい」
。
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