No.19

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「うわ~なんか少し頭痛い…」 寝過ぎなのかな? 廊下をトボトボと歩いていると外から野球部の声が聞こえてきた 『ピッチャーセカンドに!!』 「おー元気だなぁー」 若いものがうらやましいな…その元気をわけて欲しいよ そう思って外を眺めてるとある人物が目にはいった 「…宇佐見先輩と柊先輩だ」 なにやら 野球部の方を見て何かノートに書いているようだ 「部費とかかな?」 あそこに宇佐見がいるなら… 良かったぁー まだ笑顔で顔合わせられないし 生徒会室に軽い気持ちで行ける そう思って 「ついたぁ 道のりが本当に遠いし」 俺は、生徒会室のドアを勢いよく開けた 。
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