No.21

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「あ~コレか。。はい朋樹」 そう言うと圭はその手紙を朋樹に渡した と言うか、コイツは人の手紙で俺の頭叩いたのかよ 「えっ?何ですか?」 「さっき飲み物取りに行くとき、これ朋樹に渡してって頼まれたんだよ」 お~もしやラブレターか 「その方はどんな方でしたか?」 朋樹を好きになる奴ってどんなやつなんだろう 可愛らしい子かな?少し気の強い子かな? 「大柄なサングラスかけた奴」 「大柄!サングラス!」 「どうした湊?いきなり大きな声だして…もしかして知り合いなのか?」 「違う!全然知らない」 てっきりラブレターだと思い込んでいたから、ついビックリしてしまった 「大柄のサングラスですか」 朋樹はそう呟きながらポケットにその手紙をしまった 「朋樹読まないの?その手紙」 「内容はわかりきってるので…」 そう言いながら朋樹はへらっと笑った 。
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