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「あ~コレか。。はい朋樹」
そう言うと圭はその手紙を朋樹に渡した
と言うか、コイツは人の手紙で俺の頭叩いたのかよ
「えっ?何ですか?」
「さっき飲み物取りに行くとき、これ朋樹に渡してって頼まれたんだよ」
お~もしやラブレターか
「その方はどんな方でしたか?」
朋樹を好きになる奴ってどんなやつなんだろう
可愛らしい子かな?少し気の強い子かな?
「大柄なサングラスかけた奴」
「大柄!サングラス!」
「どうした湊?いきなり大きな声だして…もしかして知り合いなのか?」
「違う!全然知らない」
てっきりラブレターだと思い込んでいたから、ついビックリしてしまった
「大柄のサングラスですか」
朋樹はそう呟きながらポケットにその手紙をしまった
「朋樹読まないの?その手紙」
「内容はわかりきってるので…」
そう言いながら朋樹はへらっと笑った
。
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