No.24

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筑音が事故にあって 一週間がたった… すごい重傷だったが奇跡的に命は助かったの だけど、 「筑音、今日はね全校集会があったんだよ」 「………」 「眞鍋さんがね書記になる発表だったんだ」 「……」 「筑音…」 ガラガラ 「天川君今日も来てくれたんだね」 扉の方を見るとあの時電話をしてくれた黒田 草さんがいた 黒田さんは筑音の兄弟子みたいなモノだと言っていた まぁー自称だけど と付け足していたが 「はい。黒田さんはお店の方大丈夫なんですか?」 「大丈夫。親父がいるから…」 そう言って黒田さんは筑音に近づいた 優しい眼差しで 筑音の髪を撫でる 「おーす。筑音…まだお目覚めにならないのか?」 「……」 筑音は生きてるんだがピクリとも動かない植物状態になってしまったのだ 。
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