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「頭いてぇな…」
朝食を作ってるとすごい低い声が聞こえた
後ろを見るとそこにはすごい顔を歪めている兄貴がいた
「おはよう兄貴」
「はよう」
小さい声で返したことを見ると
やはり、二日酔いがひどいのだろう
俺は火を止め薬箱から痛み止めをとり兄貴が座っている前に水と共においた
「ぁ、りがとう…」
「……」
なんでそんなになるまで飲んでたのか聞きたいけど
今の俺には聞けない
きっと兄貴のことだ
なんでもねぇ。ただ飲みたかったんだよ
とか言いそうだ
だから、俺は聞かない
ただ見てるだけしかできないんだ
。
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