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ミナト視点→
俺はそのあと生徒会室から出て予備の眼鏡をして入学式に出た
入学式というのは普通静かに行われる行事だと俺は思ってたんだがココの学校の入学式はとてもうるさかった
いや正式に言えば入学式は普通だったがそのあとの生徒会長あいさつの時がうるさかった
なんか1年生は顔を赤らめて口をポカーンと開けて生徒会長さんを見ていたんだが
2・3年生はもう黄色い悲鳴をあげていて
確か…抱いてーとか好きでーすとか泣かせてーとか言っていた気がした
抱いてーとか好きでーすとかはさすがの俺にも意味がわかったよ
けどさ、泣かせてーってなんだよ!いじめてほしいのかよ!Mかよ!
そのツッコミを胸に押しとどめ、俺達は一年生はあとに授業はないので、家に帰った
そう言えば入学式からクマの姿を一回も見ていない
なんかあったのかな?
「おい!ミナ聞いてるのか」
ハッ!そう言えば今、兄貴と話してる最中だった
「き、聞いてるよ」
「じゃあ俺さっき何言ってた?」
「アレだろ」
「アレってなんだよ」
「えーっと…今日の夕飯についてだろ」
「違うわ!明日の朝飯についてだ」
似たようなもんじゃねーかよ
「っで、今日はどうだった」
いきなり話変えやがった
「えーっとなんか生徒会補佐の長になって、眼鏡が壊れて疲れた1日だったよ」
「眼鏡が壊れた!大丈夫だったのか」
「あぁー予備あったから」
。
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