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「うっ…」
あれ俺寝てたんだ?
そう言えば確か学校に俺、居たような気がしたんだけど
どうして家にいるんだろう
まぁーいっか、それにしても腹減ったなぁ
俺はキッチンに向かったするとそこには
真剣な顔でオレンジジュースを飲んでる兄貴がいた。
その顔にオレンジジュースは似合わないからと思いながら兄貴に近づくと
「っ!!湊!」
俺に気がついた兄貴は俺にいきなり抱きついてきた
「ちょっ…兄貴っ!何?苦しいんだけど」
「湊…良かった。良かった。」
どうしたんだろうと思いとにかく兄貴を一旦イスに座らせた
「兄貴どうしたの?」
「なんでもない」
「なんでもなくないでしょ」
俺は兄貴から目をそらさずに言うと
兄貴はニッコリと笑いながら
「本当になんでもないよ」
っと言った
その笑顔があまりにも悲しそうだったので…俺はそれ以上何も聞けなかった
。
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