No.5

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俺は学校につき直接生徒会室に行ったんだが ふぅ~なんだか久しぶりな感じがする 緊張するな 深呼吸をして扉を開けたとき 「グヘー!!」 いきなり誰かに抱きつかれた 「湊~!!!」 抱きついてきた人を見るとそれは筑音だった 「つ…筑音!どうしたの?」 何故か泣きそうな顔をしてるんですけど 俺はとりあえず苦しかったのでゆっくりと筑音をどかした 「どうしたのって…3日も休むんだもん湊は」 あぁーなるほど3日も休んでいたら誰でも心配するよな って!誰が3日も休んだんだ! って俺しかいないよなこの場合 3日も俺休んでたんだ 兄貴何も言ってなかった 「ごめんね」 とりあえず心配をかけてしまったので謝った すると憎たらしい声が聞こえてきた 「本当に迷惑な事しやがる」 この人をバカにした声… 「新一…。」 俺が見たところには微笑を浮かべている新一がソファーに座っていた 「おまえが勝手に休んだおかげで仕事が増えて大変だったな~」 新一はわざとらしく明後日の方向を見て独り言のように言う 悔しいことに…俺は何も返す言葉が見つからなかった 「うっ…」 おまえの口は憎たらしい事しかいえないのかよ。そう思いながら俺が無言で新一を睨んでいると黒田君が近くにきて 小さい声で言った 「加賀はものすごく心配…してた。天川の家にもお見舞い行った。もちろん俺達も心配した」 え、お見舞いにも 俺はなんだかうれしかった って言うか家に来たんだ。兄貴一言も言ってなかったぞ 自然と笑みがこぼれた俺に新一は気づいたらしく俺を睨んで来た 「何笑ってるんだよ」 なんだかそんな新一が可愛く見えてしまい俺は笑顔で 「ぁりがとう」 っとお礼の気持ちを述べたら 新一の顔は一気に真っ赤に染めあがった 「おまえ喋ったな」 と言って睨みながら黒田君に近づいた新一は パシーン と思いっきり黒田君の頭を叩いた うわぁ痛そう けど、黒田君は平然として 「素直じゃない」 と一言言った それを聞いた新一の顔はさらに真っ赤になりうるせぇ~と言って生徒会室を出て行ってしまった その様子を見ていた筑音が 「加賀君ってツンデレ?」 とつぶやいていたことに 俺は笑ってしまった 。
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