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そんなある日
お母様とお父様が何回目のけんかだっただろうか
大人なのに大きな声で喧嘩をしていた
「新一お兄様…お母様達また喧嘩してるの?」
俺がその様子を見ていたら心が近づいてきて聞いてきた
「大丈夫だよ!心。上で遊ぼうか」
「うん!!」
上に行って
俺が心と絵本を読んで遊んでいたら
「あっ…お兄様」
「亜希お兄様」
兄様が来た
「亜希お兄様も遊ぼうよ」
「あ"ぁ…」
俺たちは心を真ん中にして絵本を読んで遊んだ
すると階段を駆け上がる音が聞こえてきた
と思ったらいきよいよく扉があいた
「お母様…お父様」
そこにはさっきまで喧嘩をしていたお母様とお父様がいた
すると二人はこっちに向かってきて
「心~お母さんと一緒に違うところに住もうか」
「亜希…お前は俺とだ」
お母様は心の手をつかんだ
そしてお父様は兄様の手をつかんだ
「私は新一いりませんからね」
「俺こそいらない」
「じゃあこの子はどうするのよ」
「俺の姉夫婦に預ける。もう了承はうけた」
そのあとはもう何も聞こえなかった
そして二人は離婚して
俺は捨てられた…。
俺はお父様の姉夫婦に引き渡されたそれにより俺は宇佐美 新一から加賀 新一になった
俺はもう…
捨てられたくなくて
誰にも深く関わらないように決めた
。
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