No.6

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そんなある日 お母様とお父様が何回目のけんかだっただろうか 大人なのに大きな声で喧嘩をしていた 「新一お兄様…お母様達また喧嘩してるの?」 俺がその様子を見ていたら心が近づいてきて聞いてきた 「大丈夫だよ!心。上で遊ぼうか」 「うん!!」 上に行って 俺が心と絵本を読んで遊んでいたら 「あっ…お兄様」 「亜希お兄様」 兄様が来た 「亜希お兄様も遊ぼうよ」 「あ"ぁ…」 俺たちは心を真ん中にして絵本を読んで遊んだ すると階段を駆け上がる音が聞こえてきた と思ったらいきよいよく扉があいた 「お母様…お父様」 そこにはさっきまで喧嘩をしていたお母様とお父様がいた すると二人はこっちに向かってきて 「心~お母さんと一緒に違うところに住もうか」 「亜希…お前は俺とだ」 お母様は心の手をつかんだ そしてお父様は兄様の手をつかんだ 「私は新一いりませんからね」 「俺こそいらない」 「じゃあこの子はどうするのよ」 「俺の姉夫婦に預ける。もう了承はうけた」 そのあとはもう何も聞こえなかった そして二人は離婚して 俺は捨てられた…。 俺はお父様の姉夫婦に引き渡されたそれにより俺は宇佐美 新一から加賀 新一になった 俺はもう… 捨てられたくなくて 誰にも深く関わらないように決めた 。
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