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ユウナ…なんでそんな恥ずかしいことを普通に言えるっスか…
ワッカ「デートだとよ?よかったな?」
ティーダ「…////」
でもユウナも俺も自分の気持ちは伝えたわけだから…別に恥ずかしがることはないのかも…。でも恥ずかしい…
ワッカ「で、ユウナ。どうした?いきなりブリッツなんて。」
ユウナ「うん、あのね、せっかくこうして戻ってきたわけだから、めいいっぱい楽しもうと思って。その………もしかしたら……消えちゃうかもしれないから……」
ユウナ最後のほうの言葉は小声だった。
でも確かにそうだ。俺はいつ消えてもおかしくない。元々俺は、"存在していない"から。
俺は祈り子の力で召喚されてるはずだった。召喚獣と同じ存在。
前の戦いで『エボン=ジュ』を倒したときは、正直自分が消えるのが怖かった。みんなと離れたくなかったし、なによりユウナと一緒にいたかったから。
でも今はどうだろう?祈り子なんてもういなくなっちゃったし、俺はどうやってここに来たんだろう。ユウナと再会したときはマジで嬉しかった。ユウナも喜んでくれた。でも突然現れたってことは、突然消えるってこともあるんじゃないか。
きっとユウナはそれが不安なんだ。
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