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ワッカ「んで、それからお前を探す旅に出て、今に至るってわけだぁ。」
ティーダ「俺を探す旅?」
それは俺も初耳だった。そういえば俺が一度消えてから今に至るまでのこと、ユウナに聞いたことなかったな…
ワッカ「まぁその辺は本人に聞け。」
…暇な時にでも聞いてみよう。
ティーダ「…でさ、結局のところ何なのさ?」
ワッカ「だからなぁ、要するに消えるとかいなくなるとか考えるなってことだぁ。ユウナはお前は絶対消えないって信じてるからあんなに明るく振る舞えんだぞ?お前が暗くなってどーするよ?」
そう言って、ワッカは俺の背中を思い切り叩いた。
ティーダ「…そうっスね!今を楽しむ!そういうことっスね?」
ワッカ「そーいうことだ。んじゃ、帰るぞ。」
ユウナ「二人共~!!おそ~い!!」
ワッカ「おっと、行くぞ、ユウナの彼氏さん?」
ティーダ「おぅ!……って、うるせぇよっ!!」
俺は下らないこと考えてたみたいだ。どうにもならないこと考えるくらいなら楽しんだほうが得に決まってる。
俺の中のモヤモヤが晴れたような気がした。
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