23人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
店の１番奥
この店の雰囲気には似合わない漆黒のｸﾞﾗﾝﾄﾞﾋﾟｱﾉ
～♪～♪～♪
音色はすごくやわらかで、優しくて、ここだけ違う空間なんじゃないかって錯覚させる
でも…
すごい切ない感じ？
音色を奏でる人物に目を向ける
茶髪で巻髪の…"日本人？"
…ｶﾞﾀｯ
｢sorry!💦welcome……日本人？｣
ﾔﾊﾞｯ💦口に出してた💦
｢ごめんなさい💦ﾋﾟｱﾉ聴き入っちゃって💦
その…お客さんじゃないんです💦｣
｢…ｱﾀｼのﾋﾟｱﾉを？｣
女の子は怪しそうに俺を見てる💦
気の強そうな…ｲﾔ💦意思の強そうな瞳に身動きとれない
女の子にこんな見られ方したのなんて初めてで、
なんか…胸の辺りがｻﾞﾜｻﾞﾜする
『Hey!Miho～!』
誰かの叫び声がした
｢go now! …please wait!｣
｢あ💦俺、帰りますね？…ﾋﾟｱﾉ、また聴きにきていいですか？｣
｢…いいよ？…聴いてくれてｱﾘｶﾞﾄ///｣
顔を少し赤らめて照れ臭そうに返事する女の子は凄く可愛くて
｢ねぇ！名前教えて！？
あっ、俺は竜也！｣
思わず名前を聞いてしまった//💦
｢ｸｽｯ ｱﾀｼは美穂。よろしくね竜也｣
ﾆｯｺﾘ笑って答えてくれた
そのあどけない笑顔につられて俺も笑った
→
最初のコメントを投稿しよう！