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公園でレジャーシート広げて昼ご飯を食べた
「いいなぁこういうの!日本じゃ絶対できない♪」
「喜んでもらえて良かった♪」
あ あの笑顔///
「なんかさ、美穂ってロウソクみたい」
あ 言葉がたりない💦
「えと、真っ暗い部屋を優しく照らす感じ?
…や、違うな…そう!光だ!一緒にいるとその空間がキラキラしてる」
美穂は顔を真っ赤にして俯いてしまった
そのあと小さな声で話し出した
「竜也はあたしにとって春みたいだよ?///
一緒にいるとポカポカの陽気に心があったかくなる///」
俺まで顔が真っ赤だよ///
お互い照れてて、目が合うと可笑しくてつい笑っちゃった
やっぱり俺、
照れ臭く笑う美穂のあどけない顔が大好きだ///
自分の気持ちを実感してさらに恥ずかしくなった俺は
レジャーシートに寝転がって片方の腕で顔を隠し目を閉じた
すると美穂も隣に寝転がって、どちらからともなく手を繋いだ
春の風に歌う花ビラが
美穂と俺をただ優しく包み込んだ
ほどけない指の温もり、今はこんなにもリアルなのに…
4日後には俺、東京帰んなきゃ…
俺らの未来ってロンドンの空みたい…
なんか不透明な感じ
今日みたいな青空なんて滅多になくて、時間…止まればいいのにって思った
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