オープニング

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授業がおわった。 これから部活だ。 ちなみに……… 慧は美術部の彫刻科。 柳蒔は文芸部だ。 柳蒔は文芸部室に向かいながら外を見た。 そこにはテニスコートがある。 そのなかでずば抜けてテニスがうまいやつ。 それは……… 琥燈 羞箆(コヒ シュウヘイ)だ。 こいつも同じ高2。 ちなみに言うとこいつは頭がいい 定期テストは498/500点で……… あ!忘れちゃいけない!! この人はかの有名な秀学院の生徒会長です。 賢さは秀学院1! もっとも秀学院が県1だから……… あぁ、考えたくない。 次に見えたのは……… 外周を走るバスッケトボール部の皆さん。 こんなかですごい子もいる。 それが……… 椎名 槇屋(シイナ シンヤ)だ。 こいつは運動やらせたら天下一品!! 運動で負けることが無い!絶対に とまぁさすが秀学院!! すごいやつめっちゃいるわな 柳蒔は苦笑した。 ー キーンコーンカンコーン♪ キーンコーンカンコーン♪- あ!!やっべ!!もう部活始まってるよ!! そりゃ~そぉだわなぁ テニス部もバスケ部両方とも部活始まってるんだもんなぁ~ 柳蒔は廊下を走りながら考えていた。 そう。 このとき柳蒔はこの2人と運命的な出会いをするなんて思ってもみなかった。 彼らは自分にとって雲の上の存在だと……… しかし彼らはもう2時間もしないうちに出会うことになる。
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